- 2016-03-21 (月) 17:00
- ブログ
こんにちは!ピラティススタジオ Studio B-Meister の広瀬です(^^)/
本日、東京の桜の開花宣言がありましたo(^o^)o
まだ少し寒い日もありそうですが、外に出るのが気持ち良く感じられる季節になりましたね!
さて、そんな今回のブログは…
ピラティス経験のある方なら、レッスンなどで必ず1回は耳にしていると思われる
『脚(腕)を遠くに伸ばすイメージで!!』という言葉について♪
…そんなこと言われても…
イメージって?どうやって??何で???
なんて思っている方もいらっしゃるかと思い、ちょっと語っていきたいと思います(o^^o)
そして…
今回まず最初にお話ししておきたいのが、筋肉の活動様式、つまり筋肉の使われ方の種類について。
筋肉が使われる時の運動の仕方は、大きく分けると…
〇 アイソメトリック・コントラクション - 等尺性筋収縮
〇 コンセントリック・コントラクション - 短縮性筋収縮
〇 エキセントリック・コントラクション - 伸張性筋収縮
と3つの種類があります。
日本語の漢字から少し想像していただけるかもしれませんが、実際の動きがなかなかイメージがし難いかとも思いますので、1つずつどのようなものか例を出していきます♪
まず、アイソメトリックとは『等尺性』つまり、筋肉の長さが変わらないで力を発している状況です。
これは、例えると自分の手のひら同士を胸の前で合わせて押し合いっこをする状態。どこの関節も動いていないところから、筋肉の長さは変わっていないのですが、力は入ってますよね!
次に、コンセントリックとは『短縮性』つまり、筋肉が縮みながら力を発する状況です。
これは、例えるとダンベルを手で持って肘を曲げた時の腕の前側(上腕二頭筋)の状態。肘が伸びている時よりも上腕二頭筋は縮んでいますよね!
比較的『筋トレ』というと、この筋肉の使い方をイメージする方も少なくないかもしれません。
さて、そして最後に残ったのが『エキセントリック』。漢字で書くと『伸長性筋収縮』。
『短縮性』が縮みながら使うのであれば…
そうです。もちろん『伸長性』は伸ばしながら使っていきます♪
これも、さきほどのダンベル運動の時の上腕二頭筋で例えると、肘を曲げる時にコンセントリックに使われて、その後肘を伸ばしていく時の状態です。
???
何が?と思われた方もいらっしゃるかもしれませんね(^^)
例えば、もし肘を伸ばす時に力を入れなければダンベルの重さで『ストン』と腕が伸びてしまいます。重さによっては肘を痛めかねません。
なので、もし無意識だったとしてもある程度のコントロールをしているのですが、この時の腕の前側、上腕二頭筋に注目をしてみると、筋肉が伸びながら使われているということになるのです。
そして…!
ここまで勿体つけた感じの説明をしたのでバレてしまっているかとは思いますが、ピラティスでよく聞く『遠くに伸ばすイメージで!』は、このエキセントリックに筋肉を使っていただきたいが故のお声がけなのです(^o^)/
さて、それでは…
なぜピラティスではそこにこだわるのか…
そして、どのように意識をしていくのか…
ということについてなのですが。。
今回はもう長くなってしまったので、次回また語らせていただこうと思います(o^^o)
ぜひぜひお楽しみに♪♪
千葉市中央区 ピラティススタジオ Studio B-Meister