- 2016-08-24 (水) 21:00
- ブログ
こんにちは!ピラティススタジオ Studio B-Meister の広瀬です(^^)/
今年は、台風が11年ぶりに関東へ直接上陸したり、北海道では1週間に3つの台風が上陸したり、はたまた西日本では猛暑日が20日連続で続いている場所があったり…と、気の抜けない気候の8月になっておりますが、無事にお過ごしでしょうか。
まだまだ安定しない天候が続きそうですので、どうぞお気を付けてお過ごしください!
さて、ところで…
今回のブログは、そんな天候の変動や夏の疲れが『肩周り』に出ている方へぜひ読んでいただきたい内容にしてみました♪
皆さま『肩甲骨』はご存知ですよね。
背中にある『天使の羽』なんて言い方もされる骨ですが、この『肩甲骨』と『腕』には『肩甲上腕リズム』というものがあります。
簡単に説明してみますと…
右腕を左 → 右の写真のように動かす動きを『外転』と言いますが、だいたい30°くらい外転したところ(右側の写真が30°くらいなので、そこから腕を挙げる方向)からは、腕と肩の間の関節が2°動くと肩甲骨が1°動くといわれているのです。
何だか、ちょっと小難しい話になってしまいましたが、外転の角度や年齢などによってこの2:1の割合は変動するとの見解もありますので、細かいことはひとまず置いておくとして、要は腕を挙げる時には肩甲骨も動くはずということなのです!
さて、ここで…
題名にもある、皆さまの『肩甲骨は動いていますか?』というとことになるのですが…(^^;;
では早速実験をしてみましょう♪
まずは…
特に何も意識をしないで『肩を回す』ということをしてみます♪♪
その後に…
誰かに肩甲骨をさわってもらい意識をしやすい状態にしてから、『肩甲骨』から動かす意識で先ほどの『肩を回す』という動きをしてみてください♪♪
いかがでしょう?
予想以上にやり難さを感じる方もいらっしゃると思います(^^)
いつもよりも『肩』の動き自体は小さいと感じるかもしれませんが、それで大丈夫です!
10回くらい回してただけで、何だか背中周りがスッキリしてきませんか?
もし余裕があれば左右バラバラにやってみて、左右差も感じてみていただくのも良いかと思います(o^^o)
もちろん、これだけで肩甲骨の動きの判断は出来ませんが、ただ、この動きにやりにくさを感じた方は、先ほど出てきた『肩甲上腕リズム』も崩れてしまっている可能性があるのです。
本来は動くはずのところが動かないということは、代わりに別のところが頑張って動いているということ。
つまり、肩や首の張りの原因の1つがここにあるかもしれないということなのです!
肩コリの解消策の1つとして、少し『肩甲骨』の存在に目を向けてみていただけると嬉しいです(^o^)/
千葉市中央区 ピラティススタジオ Studio B-Meister