- 2018-06-19 (火) 13:37
- ブログ
こんにちは!
戸田です。
めっきり梅雨らしくなってきました。
気圧や気温の変化で体調崩されていませんか?
さてさて、
本日は「過伸展」のお話。
バレリーナさん向けにお話をしていきたいと思います。
過伸展と言うのは文字通り、過度に伸びすぎてしまう関節の事。
肘でいう、「サル手」もそうです。
一般の方でも過伸展の方は沢山いますが、
バレエをやっている方、
1stポジションで膝はついているのに踵がつかないのが過伸展(hyper extension)です。
これはX脚ではありません。
この左の足のように
膝がギュイーンと入るのに憧れているバレリーナさん達も多いのでは・・・?
こっちがⅩ脚。
過伸展は
膝を押し込むことになるので、関節に多大な負担がかかり、
・前のふとももが発達する
・ハムストリングが使えない
・お尻が使えない
・重心が後ろになる
・コントロールができない
・足底を使えなくなる
・ケガをしやすくなる
・見え方としても短くなる
など・・・あまりいいことがありません。
綺麗じゃん!!!!
と思うかもしれないけど、
コントロールが出来ていないひざの過伸展はかなりの確率で怪我を生みます。
多少の怪我をしても綺麗に見えるからいい!!と言う人は別ですが。
過伸展の人は、膝周りのサポートがゆるいので、
しっかりした筋力を付けることが怪我の予防や軸の安定につながります。
遺伝の人もいるし、関節が柔らかい人ほど大変だけど、
コントロールが出来るようになれば安定感も増すし、
怪我も少なくなるし、美しくなるし、上達もする。
踵と踵はつけて1stポジションをとる練習をすること。
膝のお皿を上に(付け根の方に)持ち上げる練習をすること。
これ、とても大事です。
Ⅹ脚と過伸展は別。
膝を伸ばすことと過伸展も別です。
バレリーナさんたちは
「膝をのばしなさい!!!」と先生に言われて、
膝を押し込んでいないかチェックしてみてください。
バレエをやっていない方でも、
普段何気なく立っている時、膝を押し込んでいないかチェックしてみてください。
バレエのためのワークショップできたらいいな~と
考えている今日この頃。
バレエのためのトレーニングの質問もお受けいたしますのでお気軽に!
それではまた!
千葉市 中央区 ピラティススタジオStudio B-Meister